腸、どうでしょう?

17歳でクローン病を発症。今までの体調や心境の変化や経験した治療について書き残していきます。

「西式甲田療法」をいつか完全に実践したい

皆さんも1度は絶食の経験があるかと思います。

突然なんだよって話ですよね(^-^;

自分も入院のたびに絶食を経験するわけですが

絶食って必ずしも悪いことばかりって感じがしなくて

自分の場合、絶食から2、3日目ぐらいは辛いですが

それを越えるとすこし洗練された感じがして

意外と悪くないと思ってます。

もちろん飯は食いたいですが・・・

 

話が変わりますが、自分含め現代人は食べ過ぎだと思ってます。

西洋医学の一日に必要な摂取カロリーは

個人的にはあてにしてません。

だって考えてもみてください。

ベッドで1日安静の人と工事現場でせかせか働く人の

1日に必要な摂取カロリーが一緒だと思いますか?

現に絶食入院中の自分の点滴の総カロリーは

800kcalほどなので一目瞭然ですよね。

 

なので自分は絶食します!

ということにはなりませんが(^^;)

でも少食や適度な断食は決して

悪いことではないと思います。

自分にもできそうな方法を紹介しているものないかな~と

探していたところ見つけたのがこちらです。

 

マンガでわかる「西式甲田療法」―一番わかりやすい実践入門書 (ビタミン文庫)

マンガでわかる「西式甲田療法」―一番わかりやすい実践入門書 (ビタミン文庫)

内容については追い追い説明していきますが

このマンガの筆者である赤池キョウコさんは

潰瘍性大腸炎など、さまざまな症状で困っていましたが

それを救ってくれたのが甲田先生で

その治療法が「西式甲田療法」だったというわけです。

この本の6つの段落で構成されていて

それぞれの段落ごとに簡単に説明していきます。

 

「part1 ズボラな私でも難病が治った」の概要

 筆者は若い頃、潰瘍性大腸炎、花粉症、悪性脱毛症の

3つの難病、奇病、慢性病に悩まされました。

良い治療がないか探しているときに西式甲田療法を見つけ

甲田医師のいる大阪へ行き、治療をスタートさせました。

この治療法はとても根気がいるものなので

途中で挫折を繰り返しますが、

1年半後には3つの難病、奇病、慢性病を克服します。

 

体には冷え性が緩和や肩こりの解消、

偏頭痛の解消など多くの良い効果見られたということです。

 

「part2 西式健康法って、甲田療法ってナニ?」の概要

なぜ私たちは病気になるのかに触れ、甲田医師は

現代人は”食べ過ぎ”で、西洋医学の1日に必要な摂取カロリーは

多く、それが”食べ過ぎ”と説明していて

その”食べ過ぎ”によって、体の機能に悪影響になり

その中のひとつの”宿便”が

病気の最大の原因であると言っています。

宿便を早く排出する方法として

おすすめしているのが朝食抜きの1日2食です。

理想的なやり方としては夕食から翌日の朝食まで

18時間以上あけるのが良く、

これを「半日断食」と呼んでいます。 

この食事を減らす方法の最大の目的は

自然治癒力を高めるところにあるそうです。

 

その他に西式健康法とは何かであったり

西式健康法の生みの親、西勝造先生と甲田医師の

出会いなどが書かれています。

 

「part3 さあ実践、食事療法」の概要

ここでは細かく食事療法の手順を説明しています。

いきなり朝抜き断食はきついから

まずは一回の食事量を少しずつ減らすのが良いとか

基本は腹八分目で、よく噛むことが大事みたいで

そして何よりも無理をしないことが大事だそうです。

その他朝食抜き断食や1日断食、

その他の断食法についてコツを説明しています。

この中で気になったのが朝食抜き断食は

本当に何も食べたり飲んだりしないわけではなく

固形物をとらないという意味で

青汁や野菜ジュース、生水、

柿の葉茶などを薦めています。

柿の葉茶は飲んだことないので

飲んでみようかなと思いました。 

 

「part4 さあ実践、運動療法」の概要

 西式六代法則+αの運動療法を説明しています。

  • 平床寝台
  • 硬枕利用
  • 金魚運動
  • 毛管運動
  • 合掌合蹠運動
  • 背腹運動

で 

  • 温冷浴
  • 裸療法

があるそうです。

平床寝台と硬枕利用は寝てるときに

平らな床に寝て、硬い木を枕にするだけなので

始めやすいかもしれません。

 

「part5 始めてみたい人へのアドバイス」の概要

ここでは初心者の方へのアドバイスが書いてあります。

  • まずはできるところから
  • 再開すれば挫折もOK。
  • 空腹の時の対処
  • 断食は専門の施設で指導を受ける
  • 食への感謝の気持ちを忘れない
  • 心の宿便とその解消法
  • プラスホルモンとは?

本の中にもありますが、病気を治すことは

悪い「癖」を直すことなので

癖をとるためにもあきらめずに

継続することは大事みたいです。 

 

「part6 こんなときは?よくあるQ&A」の概要

 Q&Aコーナーになっていて

  • 断食療法が受けられる施設
  • 断食しちゃいけない場合について
  • 一日に必要な塩分量について

そういったことが書いてあります。

 

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この本を読み返すたび罪悪感にかられます。

とりあえずできそうなところから

始められたらなと思います(>_<)