腸、どうでしょう?

17歳でクローン病を発症。今までの体調や心境の変化や経験した治療について書き残していきます。

クローン病になることは損ばかりかと聞かれたらどう答える?

クローン病(CD)や潰瘍性大腸炎(UC)の

炎症性腸疾患(IBD)は現時点では、

不治の病と言えます。そのため個人差はありますが、

若い段階でなればなるほど

一生のお付き合いになってくるので

絶望を感じる人も少なくないと思います。

自分も10年CDに付き合ってきてどうだったか?

ちょっと今までを振り返って考えてみました。

 
最初に自分の結論では

損”ばかり”ではないと思っています。

 
例えば自分がそう考える理由として

−普通の人より健康意識を高くもてる

−人生をダラダラ生きない

−同病の人と交流できる

−精神的に強くなる(?)

−健康知識が少し増える

 
ただやっぱり損も多い気がします。

−食事が制限される 

−学業や就労に問題が生じる

−死亡リスクが健常者より増す

−人との接触や外出の機会が減る(自分だけ?)

 
自分にとって食事制限はかなりキツいです。

なんせ食べることが趣味?生きがい?

みたいなもんなんで

それを制限されるのは結構応えました。

 

一概に IBDになることの損得は言えず

何事もそうだと思いますが

要は物のとらえ方だと思っていて

自分の起きたことすべてを

マイナスだと思ってしまったら

それはもうマイナスで終了だし

同じ出来事からプラスを見つられたら

それは自分の人生の”得”することが

できるんじゃないかと思うのです。

 

ただ人に何を言われてもすべてがマイナスに

感じる時期はあるのは事実です(汗)